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第二回 漢字教育士養成講座報告(1)

第一回の報告の勢いで第二回もご報告します。

実は7日からハワイに遊びに行くのでその前に報告しないと
頭がからっぽになってしまうこと確実なので・・・


2月25日 「漢字学総論1後」 四天王寺大学 人文社会学部 矢羽野隆男先生

第二回目は漢字の形・音について深く掘り下げました。
部首ですとか、漢字の構成法ですとか、読みですとか、漢音・呉音・慣用音など、
これまた「へー」連発で楽しい内容でした。

特許事務員チョイス↓

①部首というのはグループの代表であって代表以外は部首とは呼ばない
「れっか(れんが)」とか「さんずい」は部首ではないそうです。
れっかは部首の「火」が、つく位置によって形を変えたものだから部首ではないそうです。
さんずいも部首の「水」が、つく位置が左側になって形を変えたものだから部首ではないそうです。
これ知らなかったのは私だけなのかなー
教室で「へー」と驚いていたのは私だけだったような気もします(汗)

②中国語の声調は関西人なら容易に発音できる
同じ「まー」でもまっすぐ伸ばす(第一声)にすると「お母さん」の意味になり、
伸びて上に上げる(第二声)にすると「麻」になり
抑えて下げて力を抜いて上げる(第三声)にすると「馬」になり
上から下へたたきつける(第四声)にすると罵る・叱るという意味になります。
やってみましたが関東人の私には非常に発音が困難でした。
ところがこれ、関西の人にとってみれば
「血」「手」「目」「鼻」がそれぞれ第一声、第二声、第三声、第四声になっていますので
簡単に読めるそうです。試しに大阪会場で全員で発声したら、完璧でした(笑)

③キシャのキシャはキシャでキシャしました。
日本語は同音異義語が多いので、こんなクイズもありなわけです。
子供たちに作ってもらうのもいいかも。

④神業的使い分け
無意識のうちに我々日本人は多様な漢字の読みを瞬時に読みわけていますが、
漢字圏の方(たとえば中国人の方)で日本語検定1級をもっている方でさえ、
以下の文章は完璧には読めないらしいですよ。
皆さんトライしてみてください。
「一月一日は日曜日。家で家族と雑煮を食べて本家へ挨拶に行きます。翌日の二日月曜日、雑踏を避けて
朝から初詣に行きましょう。正月らしく気持ちを正して正装で参りましょう。」
月・日・家・雑・正の字を神業的に読み分けられました?
考えて見ればホント神業ですよね。

⑤読み間違えたまま定着
漢音・呉音などの字音系統とは関係づけられない、日本に伝来後の様々な変化によって形成された字音を
慣用音といいます。
消耗はもともと「ショウコウ」と読んでいたそうです。
口腔ももとは「コウコウ」でした。
いずれも「耗」の「毛」の音、「腔」の「空」の音で読み間違えたまま定着してしまったものだそうです。
いま我々が使っている言葉も、読み間違えが横行すると百年後には読みが変わっているかもしれません。

⑥「かき」と「こけら」は違う字
果物の「柿」とこけら落としの「柿」はもともとはよくよく見ると右側が違う字です。
4画です。
私は恥ずかしながら同じだと思っていました。恥かち~
「肺」の右側ももともとは「市場」の「市」の字とは違う4画だったのですが
字画をすっきりさせるために統一されてしまったそうです。
字画はすっきりしたけど特許事務員はもやもやっとしてしまうわけです。

つづく

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